会員企業の経営品質活動~武州ガス株式会社の事例~
武州ガスは、2003年に規制緩和の進展とオール電化住宅の増加による競争激化を背景に、「お客さまから選ばれる会社」を目指して経営品質の取り組みを始め、マネージャー職を中心とした報告書作成ワーキンググループを設置し、毎年、経営品質報告書を作成しております。これは、①経営品質の枠組みに沿って当社の姿を明文化すること、②アセスメント基準の問いかけをヒントに、当社の課題・自らの課題を炙り出すこと、③経営品質を軸にした対話・記述を通してマネジメントの視点を身に着けることを目的に実施しております。また作成した報告書は、「セルフアセスメントワーキンググループ」にて振り返りを行い、新たな課題発見の材料にしております。
今年度からこれまでのアセスメント基準書が顧客価値経営ガイドラインに改訂されたため、この作成ワーキンググループを通して新たなフレームワークについての理解を深めていきたいと思います。